2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
『シネマ2』をぼんやり読みながらマンガに絡めて考えたことをまとまらないまま。(第6章「偽なるものの力能」のあたり)。 ドゥルーズはこの本でそこまで展開してきた論述をさらに先へと延ばしていくにあたって、運動イメージと時間イメージとの両体制の対立…
すごく薄い本ができたよ。文字どおりの薄い本だよ。 中身はもうさらさなくていいでしょう。人物の服やなんかに表紙同様のトーンをぽつぽつ散らせてるだけで、これまで過程を見せてきた原稿の状態と基本的にパッと見の印象以外の大きな違いはない。何よりこれ…
いちおうアナログで出来ることはひととおり終えた。 服のシワを描くのが楽しかったね。人物の姿勢だとかコートの生地だとかをあれこれ想像しながら線を入れてたら、最終的にゲシュタルト崩壊みたいな感覚を味わって、何が正しくて何がおかしいのか、よくわか…
ベタの途中まででタイムアップ。 「さらば提督」の原題をめんどくさかったんで下書き無しでえいやっと描いたら、おもくそ歪んでしまった。味があっていんじゃないか?ってことにしてもうほっとく。あれこれ手直ししてたらいつまでたっても終わらないよ。この…
原稿の読み込みの仕方から閾値の取り方まで、コミスタでの下準備の手順をすっかり忘れてしまっているので、今日は絵に関しては何もしないことにするつもりだったんだけど、そういや表紙を描いてもいいかなと思い立ちちょっとだけ手をつけた。 4ページのカッ…
いよいよほんとうに書くことがないので画像だけ。 ページ順が逆だ。めんどうだから直さない。 作業もここまでくるともう相当飽きがきてる。下書きの段階の原稿で見えていたつもりだった絵の可能性が全部使い果たされてしまったみたいで、結局はやっぱりこん…
書くことがないので画像だけ。 Gペンの線がアレすぎるので2ページ目から丸ペンをメインに使い始めた。2ページ1コマ目の慎重に(おっかなびっくり)描いた線は、例のごとくヨレヨレなんだけど細さ的にはいい感じに仕上がった。しかしいつの間にかまたしても…
昨日残した2ページ目の下書きを仕上げて、 あとは各ページ、人物の髪の毛だとか指先、服のシワなんかにかんして、ペン入れをするさいにどの線を選べばよいのかと迷わないように、細部にこみいっている下書きの線を整理したり。 そしてようやくペン入れに入…
下書きの残しを埋めたり手直しを入れたりで全ページにちょっとずつ手をつけた。 昨日からの引きつづきで4ページ目。 3ページ目に戻って一コマ目の全面書き直しと、二コマ目であまりにも気まずすぎた後部座席のクレイマー刑事の書き直し。 1ページ目も、こ…
本日の成果。昨日からの残り2ページ分が終わらなかった。 3ページ目。 4ページ目最後のページ。これで終わり? 身勝手にもほどがある早さだなおい。 3ページ目と4ページ目とで車室の広さが変わってしまってるね。本来は4ページ目のぎちぎち感が狙って…
刑事コロンボの「さらば提督」を観て触発されて久しぶりにまた絵を描き始めたという話はよそでしたしめんどくさいから繰り返さない。 ネームがこう。 おわかりいただけたであろうか。そう、オチが存在しないのである。 そして下書き1ページ目。 うっすらと…
ジュネの『泥棒日記』を飾る多彩な挿話の数々の中から一点だけ、特に印象に残った作家による一連の叙述。 ジュネは彼のベルギー時代の思い出として、そこで深く交わることになったアルマンという名の一人の屈強な悪党に関して並々ならぬ情熱とこだわりをこめ…
……ドゥルーズの『シネマ2』を読み始めたのはいいんだけどちんぷんかんぷんでジュネの『泥棒日記』に寄り道。しかしこっちはこっちでドゥルーズとはまた違った意味ですごく濃密な文章が繰り広げられてて、やっぱりはかどらない。放心しながら複数の書物のあ…