ネーム&下書き1日目

 刑事コロンボの「さらば提督」を観て触発されて久しぶりにまた絵を描き始めたという話はよそでしたしめんどくさいから繰り返さない。
 ネームがこう。

 おわかりいただけたであろうか。そう、オチが存在しないのである。
 そして下書き1ページ目。

 うっすらとは勘付いていただけたであろうか。そう、セリフも効果線も存在しないのである。これはおそらくマンガになりそこないの何かである。そしてコロンボの背が高すぎる。
 つづいて2ページ目。

 如実に感じ取っていただけたのではないだろうか。そう、出来事と動作の繋がりがまったく見えてこないのである。これはおそらく、絵コンテにも満たない、単なる拙いファンイラストの類いに過ぎないものなのである。
 ……てことで連休を利用して楽しく絵を描いている。原稿用紙にペンを持って向かうのはかれこれ9ヶ月ぶりくらいになるみたいだ。毎日ちょっとずつでもいいから手を動かしてたら今頃はもう少し絵もコマ割りも構図もうまくなってたんじゃないかなとは思うけど仕方ない。手の指とか相変わらず下手くそだね。あと似顔絵もてんで駄目だ。まあ似てなくてもいいんだけど、描いていて楽しくなるような顔の造作なんかがそれっぽくできればテンションも上がるんだけど、あんまりにも魅力のない人物の顔なんかを描いてるとがっくりきてしまう。今回また絵を描き始めた初発の動機が動いている人物の集団を描きたいってところにあるから、魅力のない人物の造形にかんしては我慢しようと思う。なんせともかく4ページをなるたけ早く仕上げることだ。ロバート・ボーンのうまい描き方誰かに教えてほしい。