コミック

本秀康『ワイルドマウンテン』

このあいだ出たVol.8を最後に、とうとう『ワイルドマウンテン』が完結した。1巻の奥付けを確認すると初版が2004年だということなんで、この作品とも6年近いつきあいだったということになる。もっとも、連載が掲載されてた雑誌のほうにはまったく目を通して…

三好銀『海辺へ行く道 夏』

前からアマゾンのオススメのページを開くたびにやたらとこのマンガの書影が表示されて、絵柄の雰囲気も良さげだし、ちょっと気にはなっていた。ただ作者の名前もまったく見覚えがないし、もともとが見知らぬものにたいして手を出すのを躊躇しがちなたちなも…

市川春子『虫と歌 市川春子作品集』

まったく知らない作者だったんだけど、最近ちらほらと評判を聞いて気になっていて、ものは試しと単行本を買って読んでみたら、これが抜群におもしろかった。なるほど、これは世間がほっとくわけないな、と納得した。4本の短篇が収録されてる作品集だけど、…

高野文子と余白のポジティビティ

高野文子の新しい連載が予定されているというはなしを聞いてみなぎってきた。ということで、ここ何日かかけて、ゆっくり彼女の今までの作品を読み直している。読むたびにやっぱり凄いという印象なんだけど、今回は白さと黒さ、明るさと暗さ、線によって識別…

『ウォッチメン』/『スティール・ボール・ラン』17

アマゾンのおすすめ商品をチェックしてたら以前購入した『ダークナイト』のDVD関連でいくつかおもしろそうなアメコミが引っかかってて、いい機会だしこれはと思う書籍をひとつ手に入れてみることにした。『ウォッチメン』を選んでみたのは雑誌かなんかの紹介…