下書き22日目


 21ページ目が終わって22ページ目の3コマ目まで。正味1ページ分進まず。
 描くのにやたら時間がかかるけど、やっと描き終えてできあがった絵をあらためて眺めてみると、なんでこの程度の絵を描くのにこんなに手間がかかってしまうのかと頭を抱えてしまう。ついやした労力と出てきた結果のあいだに嘘みたいな不均衡がある。けど嘘じゃないのよねー。それ現実なのよねー。プロのマンガ家とかどんだけすごいんだよと感心してしまう。週刊連載してる作家とかもうね。
 来月に入ったらいろいろとペン入れ以降の作業に必要なデジタル環境の準備をしていこうというこころづもりだったんだけど、思わぬ不如意が出来してしまい、腹案を変更せざるをえなくなってしまった。まず購入を予定していたコミックスタジオのグレードを下げていちばんお手ごろなバージョンで手を打つしかないことになってしまいそうだ。くわしくは知らないけど、まあ機能的にちょっと制限されてしまうらしい。ペンタブなんかも導入がむずかしくなってきた。気合いでマウスを操作するか。メモリはどうしよう。悩ましいぜ。懐がさみしすぎるぜ。
 ペン入れとベタにどんだけ時間がかかるのかはまったく未知の領域だけど、10月間近までかかるようだったら、いっそそこで作業をいったん止めてしまって、あらためてベストの状態に環境を立て直してからパソコンでの工程に移るという妥協案もありうる。悩ましいぜ。けなげすぎるぜ。